「主人も還暦を迎えるので、残りの人生は好きなようにさせてあげたい」
「妻には、今まで苦労ばかり掛けた。残りの人生は、二人でゆっくり旅行に行きたい」

60代を迎えた夫婦にとっては、とても思いやりのある考え方ですが、もしも60代になって、パートナーに浮気の兆候や疑いを感じた場合は要注意です。

浮気の1つや2つ、これまでにも許してきたから……などと、浮気を軽く考えていると、これらの夢は簡単にあっさりと打ち砕かれてしまう可能性があります。突然の熟年離婚が待っているのです。

ここでは、60代の浮気にまつわるリアルな事例を通して、60代の夫婦が気を付けるべきポイントをお伝えいたします。

まずは1日だけ
78,000円でできる浮気調査

すべて込みのピンポイント調査!「安くで浮気の証拠が欲しい」におすすめです。
浮気調査の費用について

アーカス探偵事務所
【この記事を書いた人】
アーカス探偵事務所 増田 剛
  • 探偵歴20年の現役の探偵で、20年たった今でも即日対応では一番最初に駆けつけます。GPSを使った浮気調査と人探し調査を得意としております。
  • 株式会社 アーカス探偵事務所 代表取締役
  • 一般社団法人 日本探偵業認定調査士連盟 専務理事
  • 一般社団法人 大阪府調査業協会 監事役員
  • 一般社団法人 日本調査業協会 正会員

60代の浮気は軽く考えてはいけない

退職金が入り、いわゆる「熟年離婚」を浮気相手と共に計画的に行われると、残りの人生はとても苦労することになります。

これは夫・妻、どちらにも言えます。

ご主人が退職金持って浮気相手と一緒になった場合

ご主人が退職金を浮気相手のために全部使おうとして、もしくは離婚して退職金を全部持って行った場合、残された奥様は経済的に一気に苦しくなります。

ですので、パートに出掛けるなどをして生活していかないといけません。

しかし、パートすらしたことない専業主婦の方がすぐに安定した仕事を見つけられるなど、今の時代はそれほど甘くはありません。

奥さんが計画的に退職金を手に入れて、浮気相手と一緒になった場合

逆にご主人の場合は、これまで家のことは全部奥さんに任せっきりのケースが多いです。

家事や料理など一切したことのなかった60代男性が、老後の人生をひとりで歩んでいくには厳しいものがあります。

また、浮気相手と計画的に進めている場合は、資産や預貯金などは隠された後なので、一文無しの状態で放り出され、たちまち路頭に迷うことになります。

60代になったし、お互いにいい歳してるんだから、浮気ぐらい・・・

などと簡単に考えない方が良いです。

60代の浮気調査をしているとわかるのですが、定年をきっかけにパートナーや家族への責任を捨てる方はとても多いのが現実としてあります。

「自分は大丈夫だと思いますよ。」

多くの方がそのように楽観的に思われているかもしれません。

では、次に当社アーカスが実際に浮気調査した、60代の熟年離婚事例をご紹介します。

「60代の夫が浮気している場合」の熟年離婚の例

「60代の夫が浮気している場合」の熟年離婚の例

「定年後の残りの人生は、夫に趣味など好きにさせてあげたい。自由にさせてあげたい」

そんな愛のある奥様も多いことでしょう。

しかし、現実には奥様のその気持ちを裏切るかのようなご主人もいます。

奥様が、ご主人の定年を「第2の人生の始まり」と考えているのに対して、ご主人は定年を「ゴール」と考えているケースです。

この夫婦に関しては、定年までの間、全くもめることがなく、まさに青天の霹靂で、何の前触れもなくいきなり、ご主人が奥様に離婚を切り出してきます。

ご主人は、「自分は今まで家族のために働いてきた。自分の務めは終わった」と思っているので、退職金、年金分割、財産分与はするので、離婚して欲しいと言ってきます。

その裏には、ご主人の浮気相手が存在しています。

よくあるご主人の浮気ケースは次の2つです。

  1. ご主人に昔から彼女がいるケース
  2. 職場やスナックのママなどで、ダブル不倫や新しい出会いの恋のケース

ご主人に昔から彼女がいるケース

  • 昔から関係が続いている彼女の存在が大きい(60代の場合は、数十年単位の場合もよくある)

ご主人の浮気相手である彼女にしてみれば、「自分はずっと日陰の暮らしをさせられてきた」という気持ちが大きく、ご主人もその女性に対して、「今まで彼女には我慢させてきた。定年後は、彼女の人生を最優先させる暮らしをする」と約束しているパターンです。

このパターンは一番やっかいです。

まじめなご主人によくありがちなパターンなのですが、責任感や情によって動いているので、簡単な浮気(体目的、遊んでて楽しいというレベル)とはかけ離れています。

また、このパターンでの女性のタチが悪いのは、「本妻や家族には少しの資産しか渡したくない」と主張して、駄々をこねる点です。

「自分の人生は、本妻のせいでずっと日陰だった。次は、本妻が苦しみを味わう番だ!」と、強いエネルギーでご主人と一緒になって反撃してくることが多いです。

職場やスナックのママなどで、ダブル不倫や新しい出会いの恋のケース

老後を独り身で生きていくことに不安を持っている女性は多く、経済的にも精神的にも安心したいために、老後の伴侶を求める女性は少なくありません。

しかし、女性に限った話ではありませんが、40才を過ぎてからの結婚の確率は5%以下という統計データがあり、年を取ってからの伴侶探しは、現実的にはとても難しいようです。

(参考:国立社会保障・人口問題研究所

職場やスナックのママなどに関しては、今後ひとりで生きて行くくらいなら、(浮気相手の妻に)多少の慰謝料を払ってでも、ご主人を奪いに来ます。ひとりで生きていく苦しさ、大変さを知っているからです。

このような女性の場合は、本妻に浮気がバレるように仕向けてきます。

・夜遅くに電話やラインを入れる

・車の中に自分の存在を匂わせる痕跡を残していく。(ご主人が飲まないジュースや、口紅などの小物をご主人から見えない助手席のドリンクホルダーなどに入れるなど)

浮気を発覚させて、夫婦ゲンカをしてもらい、離婚させて自分と結婚する。

といったパターンです。

探偵からのアドバイス

探偵の立場から申し上げますと、60代のご主人の様子が何だか怪しい、家での態度が悪い、悪口を言ってくる、などの場合は、まず具体的な不満を解決することが先決です。

ご主人はまるで子供のように、「嫁がいるから彼女と会えない」などという身勝手な発想で怒っています。

人のせいにしたり、トラブルを起こすように仕掛けている間は、まだそれほど問題ではありません。

しかし、水面下で離婚の準備を終えて、奥様を感情的に怒らせるよう仕向けて、売り言葉に買い言葉のように「もう離婚よ!」と言わせるようにしている場合もあります。

しっかり状況を把握して、相手の出方を見るしかありません。

下記の当社事例も参考にしてください。

定年退職後に浮気し始めた夫|証拠を撮って離婚回避の対策をしたい 大阪市旭区

「60代の妻が浮気している場合」の熟年離婚の例

「60代の妻が浮気している場合」の熟年離婚の例

奥様が熟年離婚を考えているパターンを紹介します。

ご主人は今まで、週末の接待ゴルフや夜の接待などで家庭のことはすべて奥様に任せっきりにしてきたので、「定年後には夫婦ふたり水入らずで余生を過ごそう」と考えていました。

一方、奥様は日々ご主人に対して不満はあったものの、「子どもたちが独り立ち(結婚)するまでは離婚は我慢しよう」と思って生活してきました。

子どもたちが独立し、奥様はそろそろ離婚を切り出そうと考えていましたが、冷静に現実を見つめると、これから生活していくためのお金もなく、仕事をするにしてもパートぐらいしか経験がありません。

そうなると、主人と離婚するのはまとまったお金が入ってからと考えるようになり、大半の人は旦那の退職金が入って生活が成り立つかを確認した後に、満を持して離婚を切り出すこととなります。

男性はそのあたりの勘が鈍いので、女性のしたたかな態度には全然気づかず、気づいた時にはすべてが終わっているというパターンです。

探偵からのアドバイス

探偵の立場から申し上げますと、女性はある程度の我慢をすることができるのですが、他の男性(比較対象ができた場合)に流れる可能性はあります。

ただ、子どもの将来などを考えて、なかなか実際の行動には移しません。行動に移した時には、旦那さんは既に丸裸にされているときということが少なくありません。

また、調査して多かったのが、奥様が仮想通貨や先物取引、株の取引で大金をつぎ込んでいるケースです。高齢になって専業主婦をしていると、どうしても世間のことに疎くなるがゆえに、昼間に家にかかって来た電話の悪徳業者の口車に乗せられて、小額から株の取引を始めるといった展開です。

その後、徐々に引っ込みがつかなくなり、預金を全て持って行かれるという場合もあります。

(妻の浮気ではありませんが、熟年離婚を突然言い渡されるパターンの理由には、こういったケースも多いです)

下記の当社事例も参考にしてください。

突然姿を消した妻が同僚と浮気|家の資産を持ち出され熟年離婚|大阪府寝屋川市

退職金が入る時期が要注意。しっかりと浮気調査を!

退職金が入る時期が要注意。しっかりと浮気調査を!

退職金が入るのをきっかけにして、パートナー側から離婚を突き付けられることがあります。

高齢だから好きにさせてあげたい! と相手を信じきって何もせずに待っていると、想像だにしていなかった事態に陥ることがあります。

熟年離婚の裏には、60代のご主人(もしくは奥様)の浮気が隠れている場合があります。

経済的にも精神的にも辛い老後になる前に、パートーナーに浮気の疑いがあると感じたら、まずはしっかり浮気調査を行い、状況を把握しておくことが重要です。

退職前の男性をたぶらかし、離婚させて財産を食いつぶしたら、自分も離婚するといういわゆる「後妻業」のようなな女性も、世の中には存在しています。

まとまったお金を持ち、時間に余裕ができると、趣味での外出や飲み屋などに行く機会が増えます。そうした場で厄介な異性につかまってしまう前に、夫婦関係をしっかり見直し確認することが最善策です。

浮気ぐらい・・・

簡単に考えず、きちんと状況を把握しておくことをおすすめします。

まとめ

パートナーを信じて思いやることも大切ですが、当社事例でも紹介したように、男女関係が裏側にあると、盲目的なご主人(もしくは奥様)と浮気相手にあっという間に身ぐるみ剥がされてしまう可能性があります。

何か怪しいと気づいた段階で、ある程度の防衛策を講じておくことは、高齢になればなるほど必要です。

退職金に代表されるような、今まで手にしたこともない大金が一気に入って来ると、そのお金に群がるような人達も現れ、お金を狙ってきます。

お金は簡単に人を狂わせてしまいます。

  • 「60代近いパートナーが浮気をしているかどうかをはっきりさせたい」
  • 「突然の熟年離婚を避けるために浮気の証拠をきっちり撮りたい」

アーカス探偵事務所では、パートナーが浮気をしているのかどうかを調査し、浮気している場合はしっかり証拠を撮ります。熟年離婚を考えるパートナーの60代の浮気でお悩みなら、ご相談ください。